アレルギー検査とは
アレルギー検査は、特異的IgEと非特異的IgEの検査があります。
アレルギーの原因となるアレルゲン(抗原)には、主に食物性アレルゲン、花粉等吸入性アレルゲンなどがあり、これらのアレルゲンが体内に侵入した場合、抗体がつくられます。
食物や花粉など個々のアレルギー抗原に対する抗体を特異的IgE抗体と言います。
一方、これらの抗体の総量が非特異的IgE抗体と言われています。
それぞれの抗体を測定した結果をもとに、治療の判断基準としています。
【アレルギーがある項目が赤字で表示されます】
当クリニックでは、タカノ株式会社が開発した、SiLIS(サイリス:アレルゲン同時多項目測定システム/Simultaneous Luminescence Immunoassay System)を導入し、45項目の特異的IgEと非特異的IgEを同時に測定しています。
SiLISの特徴としては、患者様負担を可能な限り少なくするため微量の血液を採取し、血漿・血清に分離後、あらかじめ用意された試薬カートリッジに添加し、測定装置に設置後15分で結果が得られ、当日診療時に検査結果の報告が可能です。
患者様が従来のように検査データの説明を受けるための再通院は必要ありません。
自身の身体情報を知ることが、QOLの向上に貢献できると考えています。
[アレルギー検査機器(タカノ SiLIS-100)]
関連リンク
- SiLIS-100
https://www.takano-net.co.jp/lifescience/confirmation/product/SiLIS-100/
※医療従事者の専用ページです
アレルギー検査のみの受診について
当院は歯科・口腔疾患と認知症を扱うクリニックであり、アレルギー外来はございません。
SiLIS-100は治療や予防に付随する診療内容の一環として使用しておりますので、アレルギー検査のみの受診はお受けいたしかねます。
誠に申し訳ございませんがご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。